18.勇者形見を処分する
どうも丑寅です。旅は道連れ世は情け。
今日も無情の雪が舞う。
年末の準備できてますかーーー!
【前回までのあらすじ】
20代で脱出した暗黒の森が、30年後の今再びウシトラに襲いかかる。
スキルも武器にも頼れないウシトラが丸腰のまま裸足で走り抜けるノンストップ・アクション・ムービー。
装備を軽くし、今必要なgoodsだけを頼りに進むその先は天国か地獄か。
100FEN商人から入手した飛び道具で、イベント準備はできている。
いざ!
【思い出を断ち切る】
ウシトラが生まれた故郷は、水が美味しく平和であった。
その地で生まれその地で育ち、その地で果てた丑寅の両親より託された数々の秘宝。
これらを燃やさねば前には進めない。
見ると走馬灯のように思い出が駆け巡るので、悲しみに埋没しないため、しまい込んで納戸の奥に入れてある。
が、いつまでもここに入れておく訳にもいかない。
限りある勇者の基地は、有効に使わねばなるまい。
7年経ったので処分を決行することにする。
ネット引き取り商人に申し込み、箱を入手
→6箱にぎっしり秘宝(書籍)を詰め込む
→運び出す
これに詰め込んだ本を軽々運ぶお兄さんを目の当たりにし、勇者は修行が足りないことを痛感したのである。
いや、まだ時はある。
本当の闘いはこれからだ!