26.勇者2020Xmasの奇跡
どうも丑寅です。
朝起きたら奇跡が起きてました。
ベッドから1歩も出なくても、誰かに会える素晴らしい時代であることを神に感謝します!
【前回までのあらすじ】
20代で克服した暗黒の森が再び丑寅の前に立ちはだかる。武器を捨て丸腰で、この森を脱出できるのか。
ノンストップ・サーキット・ムービー❗
装備を整え、ファットマン、スモーキングを破ったウシトラは森を走り続ける❗
【しばしの休息】
丑寅は、5年くらいオンラインゲームをやっているのだ。
最初は野良であった。
(どこのグループにも属さないこと)
移動中の暇つぶしであるから、誰かと話したりするのは煩わしく、それでなくてもリアルな世界の人間関係で手一杯だったのだ。
ハンネ(ハンドルネーム)でどこの誰かも分からない人同士でレアモンスターを狩るのが手頃で気軽だったのである。
しかし今や師匠と弟子がいて、寝る前には、誰かと話すのが日課になった。
(詳しくは次号以下にて)
そして、朝目覚めると師匠からLINEが入っていた。
なんやねん。。
ソロクエストで討伐の証のスクショが届いていた。
えー、さすがや。。。
師匠であるタローは高校生の男子である。
すぐ返信する。
すると『このサイトを見てみ』と返事が来る。
防具などの詳しい情報が載っている。
オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛
これは!
素晴らしい!こんな方法があったのか。
こんな情報を惜しげもなく教えてくれる師匠タローに感謝する。
なんて嬉しいクリスマスプレゼントだろう。
これでまた
勇者は攻撃力が10上がった
まだ一日を始めてすらいないのに!
そのままメールをチェックする。
ハーバードだかの誰かが言っていたが
(既に信憑性ゼロw)
朝のメールのチェックは時間のムダ人生の浪費、もっとも今すぐ止めるべき習慣とのことなので、基本5分しか見ない。
捨てるべきDMを惜しげもなく捨て、ボックスを綺麗にして一日を始めるのが好きなのだ。
そこにふたつめのプレゼント。
会計事務所からのメールで、7月に閉めたドラゴン退治株式会社の消費税が還付されるという。
え、マジで?
これは予想外で嬉しいプレゼント。
起き上がる。お腹が空いている。
早くスムージーを飲みたい。
が、そこに到達するまでに超えねばならぬルーティンがあるのだ。
と、そこへ王国からの使者がやってきた。
まだ早いぜベイビー!
何やねん。
オオオオオオ
毎年恒例のパン屋さんからのシュトーレンパンが届いたのだ。
おおっ?!今年は可愛いバッグつきや。
好み。
まだ午前なのに、午後はどんな御加護が我が身に降り注ぐのか、恐ろしくなるウシトラであった。
メリークリスマス!!
Have a wonderful day